Meta広告の始め方をステップbyステップでガイドします。この記事では、広告アカウント(Facebook、Instagram)の開設方法について画像を交えて詳しく解説します。FacebookやInstagramでの広告配信を目指す方には、必見の情報が満載です。メタ広告の始め方から、権限の付与手順までステップバイステップでご紹介します。自身のビジネスやブランドを成功させるために、Meta広告を活用する準備を整えましょう。
Metaプラットフォームで初めて広告アカウントを作成する際、設定に迷われている方であればきっとお役に立てる内容です。
Udemyの講座でもより詳細を解説しています。ぜひ詳細を参考にしていただければと思います。
今回の記事は広告マネージャー開設までをみていきます。全部で7つのステップがあります。
1.Facebook個人アカウント開設
FACEBOOK個人アカウントの作成方法を説明します。すでにアカウントを持っている方も必須設定があるため、最後までお読みください。通常の投稿や友達とのコミュニケーションに使う個人アカウントは、FACEBOOKページ作成の前提条件です。Meta広告を始めるには、まず個人アカウントの開設が必要です。
①Facebook個人アカウント
このアカウントで、あなたは家族や友人へ様々なコンテンツを共有することができます。Facebookページを作成するためには、この個人アカウントの開設が必要になります。
作成はビジネスマネージャーへの作成のためのログインのみが目的です。今回の手順によってあなたの個人アカウントで、情報が拡散されるなどの影響はありません。
アカウントを持っていない方はこちら(Facebook個人アカウント)から開設していきましょう。
手順に沿って進めていただければと思います。
アカウント作成時に入力する内容
作成時の注意点としては、実名登録が挙げられます。
規約に「利用者が日常的に使用する名前をアカウントに使用すること。」との記載があります。チェックして進めてください。
Facebook個人アカウントの作成には二段階認証が必要です。これは非常に重要な設定で、アカウントのセキュリティを強化しないと、スパムやアカウントの乗っ取りなどの問題が発生する可能性があります。
二段階認証とは、IDとパスワードでの普通の認証に加え、もう一つ他の手段で認証を行うことです。パスワードが何らかの理由でハッキングされたり、流出したりした場合、この追加の認証手段が不正アクセスを防ぐためのセキュリティとなります。
個人のアカウントがハッキングされると、その影響がビジネスアカウントや広告アカウントにも及び、侵害が拡大してしまうんです。たとえば、広告の日予算を1万円に設定していたとしましょう。ハッキングにより、その予算が無断で100万円に変更されてしまうなどリスクがあります。
Facebook個人アカウントにログインした後、画面の一番右にあるアカウント部分をクリックします。
「設定とプライバシー」という項目が表示されます。そこをクリックし進めていくと、設定のページに行きます。
さらにそこから、「設定とプライバシー」のページが開きます。下にスクロールすると、「パスワードとセキュリティ」というボタンがありますので、それを進めてください。
するとパスワードとセキュリティのページが開きますが、その中に「2段階認証」という項目があります。その項目をクリックし進めていくと、2段階認証を設定するアカウントを選択することになります。そして、パスワードを入力します。これはあなたのスマートフォンやPCのパスワードになります。
以下の3つの選択肢の中から1つ選ぶ。
以下のような画面になれば2段階認証は完了です。お疲れ様でした。
FACEBOOKの個人アカウントを作る理由は、後ほど説明するビジネスマネージャーのアカウントを設定することが主な目的です。ここで示された手順に従って個人アカウントを使用して操作を進める際、ご自身の情報が友人に広がる心配は無いので安心してください。また、二段階認証を最初に行うことの重要性を理解していただきたいです。これによって本章の説明は終わりです。お疲れさまでした。
2.FACEBOOK ページの作成
この章では、FACEBOOK ページの作成手順を詳細に解説します。まずは個人アカウントの作成が完了していることが前提条件となりますので、そちらが未完了の場合は先に個人アカウントの開設を行ってください。
FACEBOOK ページとは、FACEBOOK 内に特殊な WEB ページを作成することであり、ファンの獲得やコンテンツ共有を可能にするものです。個人アカウントとは異なるため、この点にご留意ください。広告マネージャの開設には、FACEBOOK ページの作成が必須となりますが、幸いにも作成手順は完全無料であり、個人アカウントの準備が整っていればスムーズに進められます。
まずは個人アカウントにログインし、指定の URL にアクセスして必要情報を入力していきます。適切なカテゴリー名や業種を選択し、自己紹介などの情報を充実させていきます。また、カバー写真やプロフィール写真の設定も忘れずに行ってください。
完全に無料で作成可能です。
手順
以下のページ名から手順に従って作成していきます。
作成途中で情報をスキップして進めることも可能ですが、最終的には必要事項を全て埋めていくことが重要です。
作成が完了すると、FACEBOOK ページは正式に立ち上がります。この段階で、カバー写真やプロフィール写真の設定、コンテンツの充実などを検討しましょう。
設定完了すると以下のようになります。(以下のイメージ画像ではカバー写真などは変更しています)
3.Metaビジネスマネージャーの作成
私たちはこのセクションから、Metaビジネスマネージャー(FACEBOOKビジネスマネージャー)のアカウント設立について取り組んでいくことになります。
このツールについては、既にご案内したとおり、FACEBOOKの個人アカウントでログインする必要があります。まだアカウントをお持ちでない方は、以前のレクチャーに戻って、個人アカウントを作成してください。
ビジネスマネージャーは複数の広告アカウント、FACEBOOKページ、インスタグラムアカウント、支払い設定、分析ツール、また共同でのユーザー管理機能などを、一つのプラットフォームで一括管理できるシステムです。
図1 ビジネスマネージャーは他のツールのハブになる
個人アカウントにログインして進めていきます。今回の作業によって個人的な投稿には影響ありません。あなたの友達に情報が拡散される心配はありません。指示に従って次のステップを踏んでいくだけOKです。
完成すると以下のような画面に遷移します。
ここで注意点があります。上記のページは、「Meta Business Suite」というページであり、Metaビジネスマネージャではないという点です。非常に混乱しやすいのでご注意ください。
Meta Business Suiteは使いません。私も使った事がありません。ですがなぜか、このページにアクセスさせるような設定になっています。ここがビジネスマネージャと勘違いをしてしまう人もいますのでご注意ください。
図2. Business Suiteは使わくていい
画面の左下に「ヘルプ」というボタンがあります。そこを押すと「ビジネスマネージャへ移動」が出てくるので、そちらで遷移できます。
おめでとうございます。以下のような画面に遷移できれば完了です。
動画でも解説しています。
4.ビジネスマネージャの初期設定
ビジネスマネージャーにアクセスできたら初期設定に進みます。初期設定では以下の3点を設定しておきましょう。
ビジネスマネージャの初期設定
ビジネスマネージャにログイン後、「ビジネス設定」をクリックして初期設定をすすめます。
このあたりは以下の動画も参照ください。
必要に応じてユーザー追記をしてください。チームメンバーの方がいらっしゃる場合はここで権限を付与して追記していきます。
同じくビジネス設定の左側のメニューバーから「ビジネス情報」を選択して必要情報を更新していきます。
さらにその下に「2段階認証」の確認がありますので、「すべてのユーザー」になっているかどうかを念のため確認しておいてください。
ビジネス情報の更新についても以下の動画でも解説しました。一緒にご覧いただくとより理解が深かまるかと思います。
5:ビジネスマネージャとFacebookページのリンク
次に今作成したFacebook ビジネスマネージャーとステップ2で作成したFacebook ページをリンクさせていきます。
広告アカウントを作成するためにはこの作業が必須になっています。以下のようにページ→追記→ページを追加と進み、Facebook ページを紐付けます。
ビジネスマネージャとFacebookページのリンク
次に今作成したFacebook ビジネスマネージャーとステップ2で作成したFacebook ページをリンクさせていきます。
広告アカウントを作成するためにはこの作業が必須になっています。以下のようにページ→追記→ページを追加と進み、Facebook ページを紐付けます。
6.ドメイン認証
「ドメイン認証」とは、不正利用防止を目的としウェブサイトの所有権をMeta社へ証明する機能です。 必須の設定ではありません。しかし認証がされていない場合、広告の成果にも影響が出る可能性があるため、設定必須と考えておいてください。
不正利用防止(セキュリティの強化)が目的です。なりすましサイトや広告などを防ぐために導入されています。自社のウェブサイトであるとメタ社へ証明することで自社ドメインの不正利用の防止が可能です。
(他者の権限を制限することができます)
以下の図のように、ブランドセーフティと適合性の中に「ドメイン」というボタンがあります。それを押した後、「追加」→「新しいドメインを作成」と進んでいきます。
ここでドメインを追加して認証を進めていきます。
ドメインを入力すると次のような画面に推移します。ドメインの認証方法には3種類あります。どれかひとつを選んで認証を進めてください。
認証が完了すると以下のように「認証済み」という緑のボタンが現れます。これでドメイン認証が完了になります。
7.メタ 広告マネージャーとの連携
いよいよ広告アカウントの開設手順に入ります。以下の図の通り、「広告アカウント」→「追加」と進んで行きます。3種類のアカウント開設方法がありますので適当なものを選んで進めていってください。
3種類の違いについてはメタ社のヘルプページも参照ください。
簡単に違いを説明しておきます。
初めて開設する場合は、「新しい広告アカウントを作成」を選択して進めていっていただければと思います。
アカウントの新規作成を行う場合は下記の項目を入力していきます。
広告マネージャー開設完了
以下のような状態になれば無事広告アカウントが作成されています。
お疲れ様でした。